パタン・ランゲージによる住まいづくり
文字と写真だけではイメージしづらいパタン・ランゲージ建築の流れを完全イラストで知ることができる。 https://gyazo.com/9eaed5d305a620ae7da84640c29fe40e
絶版。流通在庫のみ。がんばって見つけよう。
はじめに
あなたはお金をむだにしている
そうです。必要なのは「シェーン」なのです
シェーンは、すべての責任を負います
パタン・ランゲージ
パタンとは形をきめるルールと考えてもいいでしょう。
雪の結晶の美しさもパタンです。
木々の枝の形、雷、肺の血管、すべて同じパタンが働いています。
昔のすまいの間取りには、ルールがあった!!
ところがこのルール集は、いまでは、ほとんど、なくなってしまった!!
つまり、パタン・ランゲージとは? パタンという形のルールを頭の中で一つのストーリーにまとめることです。
どれも同じパタン・ランゲージで、どれもまったく異なるお風呂ができるでしょう。
ボスの家 ――職場の上に住む
パタン・ランゲージ創りの第一歩
ステップ1:パタンをユーザーから引き出す
パタンはつくるものではありません!!発見するものなのです。
ひけつ3「パタンは、「形」として発見するものです。快よい、美しい、といった感覚は、必ず、ある「形」があるために起こってくる心の動きなのです。抽象的イメージではなく、具体的な「形」として、発見していくことが大切!」
「心から現れてれてくるものはつねに正しいんだよ……」ベスト・キッドより ステップ2:今度はパタン・ランゲージから……平面を作る!ことです。
予算と面積の決定が一番大切!
敷地に行きましょう
ステップ3:ここで現場に行き、その現場の特徴をすべて調べあげる。
ステップ4:敷地のもっている条件だけで、間取りはこんなに決まってしまいます。
ステップ5:敷地から決まってくる「形」と大切にしながらパタン・ランゲージのだいたいの間取りを机の上で書いていってみましょう!!(「形」をのミスかな?kdmsnr.icon)
ステップ6:チョーク、石などで、現場に直接絵を書く
現場の原寸を書きとってやっと平面が完成します!!
ステップ7:では、完成した平面図を立体化してみましょう!!
さあっこれで工事に入れます――まだまだ未決定のところはたくさんありますが……
「模型づくりは、全プロセスを通じて必要です。」
図面は最小限にしましょう――”少なければ少ないほどよい”
ここでちょっと話題をかえて、お金のはなしをしましょう
部位別見積法とは?――そしてそのつくり方
設計料というのは、どうなっているのですか?
アーキテクトビルダーは、設計料と現場経費の両方をまとめて現場経費にしてるといってよいでしょう。
そうなんです!!これは現代版棟梁のやり方なんです。
大空にとけこむ
あんじろう君の家――親といっしょに住む
「あんじろう君の家」のパタン・ランゲージ
1. 「あんじろう」君が、何年も思い続けていたただひとつの望み
2. 住宅地に建つ、ロックミュージックのスタジオ
3. スタジオと住まいの共存関係
4. 小さくても、陽の入る快適な家
5. 友達が集まってくるやさしい居間
6. 奥さんがひとりでいることのできるプライベートゾーン
7. 明かりの模様
予算は床面積で決まります
1. 予算は床面積で決まります
2. パタン・ランゲージ
3. 敷地にぴったりの配置計画
4. スタジオと住まいの重なり
5. 間取りの基本的考え方
6. 小さなスペース
さてっ、地面に絵を書くか
遂にできた平面図!
模型は、こんな小さなものから、原寸大まで…
模型づくりのひけつ
土を掘る!!
基礎を固める!!地下室も仕上げる
作りながら考える
大工のきざんだ木材が、現場に運び込まれた!!
さあっ、今日は上棟式です!!
さあっ、完成しました
玄関と台所の実験――改造して住む
玄関の実験
1. パタンによるドアの設計
2. 原寸図をかく
3. 図面をおこす
4. 現場で決まる最終の形
ワンルーム・マンションの実験
台所の実験
まず現況の問題点をさぐる
つぎにパタンを取り出す
ここで最も大切なこと現場で原寸で設計すること!
完成
作り方にも工夫が必要
付録 パタン・リスト
住まいづくりがテーマだから1〜94は本書のスコープ外?? kakutani.icon
hr.icon
ちょっとシーケンスっぽさもあるような気がする kakutani.icon 各事例の冒頭で施主にインタビューしてるんだけど(ここがパターン建築の肝な気がする)、これは21世紀的には「ときめき」だと解釈できるのではないか…??? kakutani.icon Amazon.co.jpから引っ張ってきた。もうちょっと良い写真に差し替えたい kakutani.icon