『木のいのち木のこころ』
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個性を殺さず癖を生かす。人も木も、育て方、生かし方は同じだ――。
最後の宮大工とその弟子たちが充実した毎日を語り尽す。
法隆寺を1300年守ってきたのは、職人の手から手へと引き継がれてきた技と知恵。それは決して言葉にできない手の記憶である。“最後の宮大工"西岡常一が木と人の育て方を語る〈天〉の巻。三度追い返されながらも遂に西岡の唯一の内弟子となり、夢を実現させた小川三夫が、宮大工の未来を語る〈地〉の巻。さらに小川が主宰する鵤工舎の若者19人へのインタビュー〈人〉の巻。聞き書きの名作。
目次
木のいのち木のこころ〈天〉
木のいのち木のこころ〈地〉
木のいのち木のこころ〈人〉
宮大工の草野球――まえがきにかえて
II 鵤(いかるが)工舎の弟子たち
III 西岡常一から孫弟子たちへ
合本文庫 聞き書き者のあとがき:塩野米松
〔対談〕ものを作り、人を育てる:小川三夫×糸井重里 〔対談〕聞き書きの醍醐味:塩野米松×糸井重里
宮大工の心と、プログラマの心の相似性について述べたtkskkd.icon