自作UTAUと棒読みでオリキャラに声を与える
https://scrapbox.io/files/65446d98721918001c2dd549.jpg
目的
一般的なUTAUは利用規約が厳しいので、著作権が自分にある音源が欲しかった。
UTAUの基礎知識を把握したかった。
自分のキャラクターに声をつけることで、今後動画や音楽を制作する際に便利だった。
基本的な方法が把握できればよかったので、収録音は107とかなりの節約がなされている。基本的な発音は可能で、日本語、中国語、アイヌ語をそれらしく歌えた。
方法
使ったツール
Adobe Audition
UTAU
唄詠
棒読みちゃん
UTAUプロフィール制作
Clip studio paint
メモ帳
1.Adobe Auditionで適当に50音と拗音を取り、その部分を選択して右クリックから「選択範囲を出力」。発音通りのひらがなの名前で保存。(「あ.wav」「きゃ.wav」)
UTAUのVoiceフォルダに適当な名前のフォルダをつくり、そこに保存していく。
録音は1秒ほどの長さがちょうど良い。子音部分はUTAUが認識してくれるのでギリギリで切らなくてもいい。
2.UTAUを開き、ツール→原音の設定→「周波数表の編集」と「周波数表を初期化」の間の空白をダブルクリックし、隠しメニューを表示。
無いものだけ作成を選択、実行。
3.歌わせてみて微妙な音や無い音があれば再度収録し、その文字の2.で生成されているfrqを削除。収録が終わったら2.でfrqを再生成。(ここ繰り返し作業になります)
―UTAU完成―
4.唄詠を使い、新規登録から先のvoiceフォルダ内のoto.iniを選択。(ない場合はUTAUの原音の設定→ファイル(F)→別名で保存で生成できる)
5.調声プラグインからやまなみを選択し、設定を開く。高音、低音を目的の声のトーンに調節する。
6.棒読みちゃんの声質から設定したものを選択。
―棒読み完成―
応用
実際に配布されているvoiceは非常に多くの収録音があったり、単音ではなくアルファベットでの制作があったりする(連続音、VCCVなど)。
一応配布できる状態にはしているが、一通り使ってみて、公開しても良さそうだったらにします。