ハッシュタグ、ファンアートタグ
how do you feel about using # (pound) for groups. As in # barcamp msg?(グループ付けに#を使うのはどうだろう?#barcamp <メッセージ> のように。)
Chris Messina (エンジニア。2007年に世界で初めてハッシュタグを使用した。)
あったこと
あるVTuberのファンアートタグが、一個人のXユーザーによるAIイラストの大量投稿、及びアクセス数の影響での複数のアカウントによるインプレッション稼ぎによって、想定されていた使い道を果たせなくなり変更となった。
気になったこと
ファンアートタグ(、というかハッシュタグ)の使い方は本来投稿者による自発的なグループ付けを目的とするものであり、なんらかの中心が存在する現状を既成事実として、「その中心が所有する場を荒らした」とできるか?
判例があったが、「当社所属ライバーの名称をツイート文中に掲載することを含みます。」が意味するのは単純に人名=ユーザー名として誹謗中傷を立件できるか問題かも。
すとぷりもやってたなと思ったがこちらも「すとぷり」の文面だった。
今のところ、既成事実未満のままっぽい。
正直ファンアートタグ問題は結構前から知っていたのでもう少し対策や議論があると思っていた。いまの言論空間はAIの話ばかりで他の問題が全然進んでいない。(私は共産主義者にも労働組合員にも興味があり、知的好奇心のもとに話をする)
ファンアートタグのルールはどこに明文化されていたか?そして当荒らしは「正当な」利用者だったか?
もちろん非公式Wikiと、Youtubeで4-5年前に話した音声情報アーカイブです!
これが7年ぐらいうまく回っていることがかなり興味深い。私がYoutubeネイティブ世代に求めるSF的要素の中でも非常に美しい現象だ。
切り抜き文化やYoutuberのWiki、動画の書き起こしにはSF的な美味しさがいっぱい詰まっている。
「細々した各メンバーからのおねがい」が、何年も守られているというネットの神秘!
しかし、削除された大量投稿には「その旨」を書かれていなかった。(画像参照)名前でプロフィールに誘導があり、プロフィールには「非手書きイラスト」とAIを包含するCG全体を指し得る文面はあり、「その旨」を書いているとは言えるだろう。 (いやー、どうだろ・・・AI関連の用語はしばらく恣意的に、政治的に、感情的に婉曲され続けるだろう。現状でこれで「その旨」書いたかどうか判別できると思えないが・・・でも非手書きイラストでジェネレティブアートや3DCGレンダリングを直感する人はよほどのマルチクリエイター以外はいないだろう。よほどのマルチクリエイターとはそう、私のことである)
連投自体は特に問題なく行われている以上、Xの許容量外になる量ではない。
よって、X、ファンアートタグの「ルール」に違反する要素は特になかったとみなせる。
連投荒らし、直感的にだめだが根拠になる感情に正当性はあるか?
自分は絵を1ヶ月に5-6枚描くが、2-3日に1回絵を投稿する人はいて、私からすると「連続しててすごいなー」と思っている。対して今回の荒らしは2-3分に1枚ペースだった。比率的には私から見て中者は連投である・・・(無理がありますね)
システムで阻まない以上、連投は正当である?
シャドーバンはある。ニコ動の共有とか勝手にニコ動のハッシュタグがついててそれでバンされている人を見かけたことがある。
連投というよりも、内容の問題だよね、こういうのって。
少しさらったけど、2chによる閲覧妨害程度しか見当たらない。ハッシュタグの連投荒らしになにか具体的な問題はない。
その他、思ったこと
この荒らしに感情的要素以外で批難できる箇所が特に思いつけない。
強いて言えば、強制力のないハッシュタグ自治に参加するか否かが、ほぼニアイコールでファンか否かである現状で、そうでない例外が発生したエラーとみなせる(ファンであるならハッシュタグに強く関連する人物のおねがいは聞くべきで、ファンじゃないなら嫌がらせなので何らかの方法で公式側から批難できる)
そして、後者で扱うとしよう、というのが現状かなあ。
一人の誘導で複数アカウントの自動化に方向性を与えるという意味では、仕手戦に似ている。