インターネット遊牧生活のススメ
やっていることや作品形態、思想でアカウントを分けて、世界観を作って遊ぶ。
匿名掲示板のコテハンやMAD界隈の一人合作、なりきりbot、Vtuberのような、アカウント=キャラクターと人格をゆるやかに繋ぐ身体拡張。
一般的な垢分けの趣旨
フォロワーの見たいものを選別する為。
企業等のPRアカウント。
フォロワーの見たくないものを分ける為。
二次創作でのジャンル、R18の垢分けなどが一般的。
世界観を統一する為。
アカウントそのものを作品とする形態。
メリット
ある程度の制作の指標を外部に委ねられる。
無造作に思考が広がって無にならない。
アカウントごとにまとまった言説ができる。
本来思考とは相反しても共存し、時間経過でも変質するものだが、ネット空間では1アカウント=1思想とされている。
気分によって交流したい層と交流できる。
何をしているのか客観的にわかりやすい。
アカウントを作って世界観を考えるのは楽しい。
いまでいうVtuberみたいな自由さ。
名前で売れない。
名前=知名度と作品の良さのつながりは、今後さらに強固なものになっていき、そのうちこの項目がデメリットになる可能性がある。
デメリット
フォロワーは増えにくいし、名前を使った商売も難しい。
サークル、コレクティブの形式で一階層上に名前を置いてみる→ ideoaves(私のインターネットの一番大きい単位、ドメイン)
時々全く関係ないところで別垢の知り合いと出会うことが有り、この感覚は現実世界でしか味わえないような独特の嬉しさがある。
別の場所でやっていることがわかりにくい 機会損失。
作品制作にプラスして発表場所の制定コストがかかる。
代表作は作り得ない。
アカウントごとの代表作は存在できる。
コラボ、合作の形式で作品の発表は可能。
とはいうものの
Twitterの有料化で、新規アカウントを使った個人作品投稿はもう難しいです。失われた手法。