modus
「モード(mode)」の語源は、ラテン語の「モデュス(modus)」です。これは「測定」「制限」「規制」「方法」「様式」「形式」などの意味を持ちます。
ファッション用語としての「モード」は、フランス語で「流行」「ファッション」という意味の「モード(mode)」に由来しています。
【モードの語源と歴史】
15世紀から16世紀にはイタリアのモードがフランスをはじめ他国に大きな影響を与えた
17~18世紀にはフランスの宮廷文化の下で独自のモードが形づくられた
19世紀のフランスではオート・クチュールのデザイナーたちが、貴族社会のモードの伝統を近代化し、一般化していった
第2次大戦後は世界中に広まった
1970〜80年代には日本から世界へ進出した「コムデギャルソン」や「ヨウジヤマモト」を始めとするDCブランドの着こなしが「モード系」のファッションとして知られるようになった
ファッションメディアでは、スタイリッシュで洗練された、といったニュアンスを含み、ときにコンサバ(conservative、保守的な)とは対極の先進的なスタイルを表現する語として用いられています