シューベルト リート
フランツ・シューベルトは、初期ロマン派を代表する作曲家で、600曲以上のドイツ・リートを作曲したことで知られています。詩の雰囲気を損なうことなく、雄弁に、また抑制を効かせて作曲されたリートは、今もなお珠玉の輝きを放ち続けています。
リートとは、ドイツ語で「歌」を意味し、ドイツの芸術歌曲を指します。中世のミンネゼンガーの時代から発達し、詩に旋律をつけただけでなく、豊かな楽想に富むピアノ伴奏部を伴うのが特徴です。シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、マーラー、R. シュトラウスなど多くの作曲家がリートを作曲しています。
シューベルトのリートの歌詞には、ゲーテ、シラー、ヘンデル、マティソン、ハイネ、ミュラーなど8〜9人の詩人によるものが多く含まれています。
シューベルトのリートを収録したアルバムには、次のようなものがあります。シューベルト名歌曲集 [SHM-CD、 シューベルト: リート・リサイタル。