クレオール音楽
クレオール音楽とは、カリブ海で様々な人種が混ざり合って生まれた音楽を指します。特に、18世紀にハイチで始まった音楽や、キューバからニューオーリンズに移住した移民の影響を受けた音楽などが該当します。
クレオール音楽の系譜について、神代麻子のCD「クレオール音楽の系譜~キューバとニューオーリンズ~」があります。マドリード音楽院で首席卒業後、キューバに渡りフランク・フェルナンデス氏に師事した神代麻子が、希少な録音音源を演奏しています。
また、アフリカからの音楽はキューバでスペイン音楽と混ざり合ってアフロ・キューバン音楽を作り出し、フランス領ハイチではシャンソン・クレオールが生まれました。これらの音楽はアメリカへ渡り、ヨーロッパ音楽との出会いによってジャズとなりました。