元気がなくて仕事に行けなくなった
元気がなくて仕事に行けなくなった
パワハラもなければ、人間関係も悪くない。
業務もこなせてる。
でも、しんどい。
でも、自分が削れていくような気がする。
でも、息ができないような感じがする。
でも、仕事のことを考えると涙が止まらなくなる。
これが2年目までとかなら、まだ「慣れてないから」という理由もある。
明確な理由がないからこそ、「私が甘えてるんじゃないか」「私だけなんじゃないか」「不満もないのに辞めても、別のところでも同じなんじゃないか」「なんでこんなことで辛くなるんだろう?」って、自分を責める言葉ばかりが思い浮かぶ。
要は、合わないのだ。
うまく説明できないけど、たとえば一緒に働いている人や、社風や、雰囲気や、業務内容が。どちらが悪いとかではなくて、合わない。
合わないけど、頑張って、必死に合わせて、それでもなんとかやっていく理由を探して、やめない理由を探して、続けてきた。それがよしとされると信じていたから。
もっとこういう状態の人が可視化されるべきなんじゃないか。
インターネットには、わかりやすく、鬱病を始めとした精神疾患のために休職や退職をしたストーリー。その背景には業務過多やパワハラなどの深刻な問題がある。
でももっと本当は、深刻なわかりやすい問題がなくても、働くことに悩み、自分を削り、限界を感じながら続けることや辞めることを選んでいる人たちがいるはず。そこにはグラデーションが絶対にあるはず。
それが見えないから私は自分を責めてしまう。こんなことで辞めたい自分は甘えじゃないのか?って。
何がしんどいのか明確にして解決しようという啓発はなんの役にも立たなかった。
だいたい、休むために診断書が必要って、おかしくないか?診断されるまで、倒れるまで頑張れってか?
自分の心身の状態を把握してしかるべきなら、
心身を壊して潰れる前の段階で相談できて、休んだり、異動したり、辞めたり、自分にあった場所に行く。
そういうのが健やかで、理想的なストーリーとして、語られるべきだと思う。
本当は、今年中をめどに自分の進退を決めようと考えていた。しかしその矢先に、体と心が悲鳴をあげた。
キャリアブレイクの本を読み、キャリアブレイクには4つのタイプがあることを知った。そして私はそのうちのセンス型の説明を読み、「私はこれだ」と思った。