第3回:小テストとコメント
小テスト
Q1.和装本のうち,小口側を折って袋状にしたものを____とじと呼ぶ。
袋
Q2.本の綴じ方として,糸や針金を使って綴るものをkaitou1と呼ぶ。この綴じ方はkaitou2だがコストが高いというデメリットもある。
kaitou1: 有線綴じ
kaitou2: 丈夫
Q3.接着剤で綴る無線綴じは,______という特徴がある。
安価で大量生産向き
Q4.図書を識別するために付与される,国際的な図書番号のことを_____という。
国際標準図書番号
ISBN
Q5.Q4の番号で,日本で出版された図書ということを表している数字は___である。
4
コメント(抜粋)
時々本をコピーするときに、背を折りまげてコピーしてしまうので,本の命である背を大事に扱っていきたいです。
ぜひよろしくお願いします。一度背が割れてしまうと,その図書の状態は悪くなっていく一方ですので大切にしてあげてください。
羊皮紙というとても貴重なものに初めて触れさせていただいたのですが,そういうものだと分かって触っているからなのか,もう1つの紙の普通の紙の遜色ない感触とは対照に,少しふわふわベタベタしていて若干紙に厚みが感じられて,その後も指に感触が少し残っている感じがしました。
動物由来の独特な感触がしましたね。やはり原材料が動物の皮なのか植物なのかでずいぶん印象が変わるような気がします。授業内でもお話ししたかもしれませんが,大学の講義内で羊皮紙や麻紙に実際に触れられるのはかなりレアかと思いますので,その感触を覚えておいてください。
図書の種類として和装本は今はあまり見かけないけれど情緒があり普通の本の構造にあきたら手を出してみたいと思いました。
前回の講義ではYouTubeで袋とじ本の作り方動画をお見せしましたね。家にあるもので結構簡単に作れてしまうので,実際に作ってみてはいかがでしょうか。
日本では,本の情報をみる時に奥付けをみるけれども,欧米の方では表題紙の方から引用をするということは知らなかったので,とても印象に残りました。
文化の違いですね。なかなか海外の図書を手に取ることはないかもしれませんが,図書館に行ってみて実際に見てみてほしいなと思います。日本で発行された図書と欧米や諸外国で発行された図書がどのように異なるのか,見比べてみてください。
本にも1つ1つの場所の名前があって「のど」や「花ぎれ」など聞いたことがなかったので勉強になりました。
勉強になって良かったです。解体された図書も報われると思います。
本のハードカバーや奧付けなどの名称があることは知っていましたが,まさか小口や見返しなどそれ以上本の部分1つ1つにたくさんの名称があること,そしてその1つ1つが大切な役割を果たしていることが知ることができ,とてもよかったです。
人間の体と同じで,図書にも色々な部分にきちんと名前が与えられていましたね。それぞれに大切な役割があることを理解していただけたようで良かったです。
私は高校の委員会で,和綴じ本体験を開催したので,袋とじの和製本を8冊くらい作ったことがあります。今回の授業を受けて,粘葉装や,巻物も作ってみたいと思いました。洋装本の製本法は図書以外でも使われていることに気づかされた。例えば,雑誌には中綴じ,ジャポニカ学習帳のようなノートには糸かがりで綴じられています。
図書委員のお仕事でそのようなイベントがあったのでしょうか?良い経験でしたね。粘葉装や巻物そんなに難しくはないと思いますので作ってみてください。
(図書の解体を受けて)自宅の本で試すにはハードルが高いので,本の部分がどの本にはあり,どの本にはその部分がないのか調べてみたい。
公共図書館に行くと,よく「リサイクル図書」というコーナーが設けられており,そこには廃棄予定の図書がおかれています。欲しい人は持って帰ってもいいものですので,自宅の本を解体するのは気が引けるというときにはそのようなコーナーから本をもらってきて解体してみてもいいかもしれません。
動画で本ができるまでの過程を見ましたが,様々な人たちの手が加わって,本が出来てるんだと感じ,本当に感慨深かったです。
本が出版されるまで,かなりのプロセスが経られているということが前回の動画を見てわかりましたね。書店や図書館におかれている本たちはみなさんの手に渡るまであんなに人が関わっているということを覚えておきましょう。
何よりも本を解体しているのを見ている時が一番ドキドキしました!強度を高めるために荒い布(?)のようなものがついているのも解体しないとわからなかったので,心苦しい気持ちもありましたが,知らないことを知れて嬉しかったです。
本に刃を入れるなんて…と私も昔は思っていましたが,この本の解体を受けて視野が広がった覚えがあります。皆さんにもそれを体験していただきたくて前回のような授業を行いました。皆さんの知識の糧になったのであれば幸いです。