仕事ができる
「あの人は仕事ができる」みたいなことをよく耳にする
割と違和感を覚えることが多くて、自分が思う「できる」との違いがある
そしてその「できる」というのがかなり多様性に乏しい価値観によって作られていると感じる
タスクを素早くこなせるとか、状況判断が適切で迅速に判断ができるみたいなのは、あまり関係ないように思える
その場の雰囲気に呑まれてできるとかできないという判断をしがち
タスクを消化できる、判断が早い、的確など個別具体的に評価する
結果が出るかどうか
プロジェクトをうまくいかせることが「できる」ということ
小川さやか『「その日暮らし」の人類学』
どんな手を使ってでも約束を守れた人が信用を得る
自分が思う「仕事ができる」
面倒なことが起きる手前で止めることができる、設計できる
問題が解決できる
稼げる
仕事を広げたり、作れる
複雑で膨大で面倒な作業を終わらせられる
あの人が関わってる仕事はいい感じだな、とか儲かってるな、という状態
書き出してみて、局所最適が嫌いなんだと分かった
仕事がビジネスを意味する場合、仕事ができることを目指すより、人に好かれたり人を好きになる方が生き延びられると思う
両立も可能ではある
仕事ができれば生き延びられると思って自己研鑽に励んできたつもりだが、需要のない仕事ができてもビジネスは成立しない
逆に言えば需要さえあれば成立する
美術におけるパトロンなど