モバイルの検索用アプリの話(not Safari)
結論
これを書いている最中にFireFox FocusからGoogleに戻した。
経緯
かつてQuickaというアプリを使っていた。
iOS 5の頃くらい?
x-callback-urlでかなりダーティなことができた(そんなに変わったことはしなかったけど)。
その後、音声検索の精度がスゲーということになってGoogleに乗り換え。
Quickaがメジャーアップデートにつき別アプリとしてリリースされたことも影響していた。
それで数年やってきたけど、問題を認識。
Google Discoverがトップに表示されるのは便利な時もあったが、
ダラダラ見てしまうという問題もあるし、
不愉快な記事が表示されることも多い。
最近、後輩に勧められてFireFox Focusを使い始めた。
プライベートブラウジングは全く重視しないけど、
起動がとにかく早いのが魅力的。
プライバシー保護もあればあるに越したことはない。
玄人っぽい。
https://user-media-prod-cdn.itsre-sumo.mozilla.net/uploads/products/2018-10-03-20-09-56-99b004.png
が、FireFox Focusにもいくつかの不満点が見つかった。
履歴を削除して検索画面に戻る、というアプリの根幹を成すはずのボタンが最上部にあって押しづらい。
設定画面を開くためのギアアイコンと逆の位置にあるべきでは?
iPhone 6sの頃なら気にしなかったと思うけど、今はiPhone 11なので……
検索サジェストが出づらい。
出るときは出るのだが、英語だと3ワード目くらいになってやっと表示される感じ。
日本語だとほとんど表示されない?
iPadOSでのマルチタスクジェスチャが正常に機能しない?
Googleアプリの設定見直してみたところ、不満点が概ね解決されてしまった。
Discoverはオフにできた。
バックグラウンドで不要な処理をしているのでは、という疑念は晴れないが、
シークレットモードを常時オンにすることもできた。
FireFox FocusはSafariのトラッキングブロッカーとしても動作するので、アンインストールはしていない。
文脈
iOS、特にiPhoneのSafariは咄嗟の検索用途には向かないと思っている。
タブの状態を把握することが困難で、気が向いた時にロングタップで全消しする感じなので、
ウェブ検索を行おうとしてSafariを開くと「本当にこのフォームを再送信しますか?」のダイアログが表示されることがしばしば。
iOSのSpotlight検索は使い慣れていないので選択肢になかった。
今試しにやってみたら検索サジェストがちゃんと表示される。
候補をタップすると入力が補完され、その検索結果が自動的に表示される。
けどまあ、最上部にトップサイトが優先表示されるのはあんまり便利じゃない。
Googleのサジェストが優れているのは、
そのワード自体をタップすればすぐに検索結果に遷移するが、
右端の ↖(左上向き矢印)をタップすれば補完だけが行われる、という柔軟さ。
#2019/12/25