進化とは「よりよく進歩する」という意味ではない
#100DaysToOffload-activity
瀬名秀明による新版解説「未来を切り拓くヴィジョン」(抄)ウェブ掲載。バナール『宇宙・肉体・悪魔』[新版]鎮目恭夫訳 - みすず書房
本書における“進化”の用い方は、今日の科学的見地に照らせば誤用だが(進化とは「よりよく進歩する」という意味ではない)、ある時期までクラークを含め多くのSF作家が本書のような意味での人類の“進化”を追求してきたことは歴史上の事実だ。つまり私たちはこの100年で科学的理解をより洗練させ、本書の記述の一部が古い価値観によるものとわかるようになったわけだが、そこへ至るまでには人類の不断の努力があった
進化論は科学ではなくイデオロギーとみなされていた時代があった
ルイセンコ論争
科学にはそういう側面もある
分子進化の中立説
Survival of the luckiest
Survival of the fittest