ユーモアは怒りと同じくらい拡散されやすく、かつ、怒りよりも拡散して共有する満足度が高い
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「国民が参加するからこそ、政治は前に進める」――38歳の台湾「デジタル大臣」オードリー・タンに聞く - Yahoo!ニュース
オードリー・タン
さんのインタビュー記事より。
「行政院では、
フェイクインフォメーション
のうち、『
故意
・
危害
・
虚偽
』の3つの条件がそろった場合にすぐ対応することになっています。この3つがそろわない場合は、
報道の自由
を侵害し政府が報道の上に位置することになりますから、介入しません」
これを是正するために、
政府
は各部門に「フェイクインフォメーション調査室」を設けている。
情報が確認されると、調査室は60分以内にカウンターとして正しい情報を発信しなくてはならない
。その文書には「
2・2・2の原則
」がある。見出しは20文字以内、写真・図版は2点、本文は200行まで。わかりやすく絞り込んだ内容だ。
「さらに文書にユーモアもなくてはいけません。ユーモアは怒りと同じくらい拡散されやすく、かつ、怒りよりも拡散して共有する満足度が高いからです。このような文書を60分以内にまとめるためには高いスキルの人材が各部門に5、6人は必要になってきます。調査室の予算が高いと批判もありますが、仕方のないことだと思っています」