HIG 輪読会 2020年7月29日
User Interaction
3D Touch
タッチスクリーンを押す強さを変えることで追加の機能にアクセスできる。
利用すると context menu が表示され、対象とするアイテムと、アイテムに影響を与えるアクションが表示される。
iOS13 以降では、デバイスが3D Touchに対応していなくても Touch and Hold gestureで使える。
Home Screen Interaction
ホームスクリーンから簡単に、アプリ特有のタスクやユーザーにとって興味深い情報を context menu で表示できる
詳細は -> Home Screen Quick Actions
Live Photos
Context Menu
インタフェースを複雑にすることなく、画面に表示されているアイテムに関連する機能にアクセスできるようにする。
Peek and Pop と似てるけど違うよ
https://gyazo.com/20a688b13192f4524e434952c1d6b3b3
コンテクストメニューは iOS13以上なら使えるけど、Peek and Popは3DTouch対応端末のみ
コンテクストメニューはすぐ関連するコマンドを表示するけど、Peek and Popはスワイプアップする必要がある
Context menuを使うためには、Touch and Hold Gesture か、3D Touch を使う
開くと、アイテムのプレビューとそれに使えるアクションがリストされる。ユーザーはそれを使うか、アイテム自体を他のエリアやウインドウやAppにDragできる
コンテクストメニューは一貫性をもって採用する
ある場所では出るけどこっちでは出ない、とかはだめ
どこで機能が使えるかわからなくなる
アイテムに対して最も一般的なコマンドのみを含める
いっぱいありすぎるとうわってなる
例:Mail.app:メッセージに返信する、はいいけど、フォーマットやメールボックスの作成とかは一般的とは言えない
判別しやすいアイコンをつけること
コマンドの意味を強調して、その機能を即座に理解できるようにしてあげる
コンテキストメニューにサブメニューが含まれる場合、追加のコマンドの存在を示すシンボル(chevron symbol)が自動で入るのでサブメニューを表示する必要はないよ ≪ たぶんなんかこういうやつ
サブメニューを使って複雑さをコントロールする
関連するコマンドのセカンダリメニューを表示する項目
サブメニューのタイトルを直感的なものにすると、中を開かなくても想像できる
簡潔でアクション指向の強いタイトルをつかえば、関連してるけどそのコンテキストでは不要なサブメニューをskipできるかも
サブメニューは1階層まで
頻繁に使うアイテムをメニューの上部に
同じアイテムにコンテキストメニューと、編集用のメニューを用意しない
両方あると混乱する
アイテムのプレビューを開くアクションボタンを提供しない
プレビューしているアイテムはタップして開けるから、明示的に開くボタンはいらないはず。
Home Screen Quick Actions
すべてのアクションは以下の要素をもつ
Title
Title と Subtitle は常に左寄せ。
Icon on the left or right / これはアプリのホーム画面のどこにあるかによる
この項目は新しい情報があればダイナミックに更新できる。
切実で価値の高いタスクについてのQuick Actionとすること
Mapの例:現在地の近くを検索する・自宅までの経路を調べる…
全てのアプリで最低一つ有効にし、最大で4つ提供できる。
ナビゲーションを簡単にするために使わない
アプリの重要な機能にアクセスしにくいならまずそっちをなんとかしろ
その後でアプリにとっての便利でクリエイティブなタスクのためにQuick Actionを考えろ
Dynamic Quick Actionで予測不可能に変更をしないこと
ダイナミックに項目を変えられるDynamic Quick Actionはちゃんと使えば4つしかないアクション枠を適切に保てるので便利だけど、何で変わったのかわからなくて混乱するようなものはやめる
いい例:現在地に応じて情報を変える(職場近くだったら帰宅通路の探索に変えるとか?)、アプリの最近のアクションに応じて変える
簡潔なTitleをつけること
アクションの結果がシュッとわかるものにする
例:Directions Home, Create New Contact, New message…
コンテキストが必要ならSubtileも利用できる。
Mail.appの場合、Title: Inbox / Subtitle: 18 Unread Messages みたいな
アプリ名やアプリに関係ない情報を含めないこと
切り詰められることを考慮してテキストは短めにすること
ローカライゼーションを考えたテキストとすること
通知として使わない
ユーザーはここで通知されると思わないので、別の方法で通知すべき -> Notifications
判別しやすいアイコンをつけること
アイコンのとこに絵文字は使わない
右揃えのテキストとうまく並ばない
絵文字はフルカラーだけどQuick Action Iconは単色