逆説プランニング
https://www.youtube.com/watch?v=0LeIepV33fU
逆説的な技法は、解決の努力が却って問題を維持しているような悪循環を構成している問題に用いられます。「逆説プランニング」は病膏肓に入るレベルの、難治性の計画倒れ人のための技法ですが、計画倒れは単なるサボりではありません。「計画倒れ」と自覚できるほど、やりたいこと/やるべきことを持っているし、やり遂げたいと人一倍強く思っている。だから計画倒れという失敗を強く気に病むし、自分のダメさに深く傷ついてもいる。なのでますます計画実施を大げさなものとして捉えてしまい、余計に着手できなくなる。 「逆説プランニング」は、一面ではカリカチュア化であり冗談化の技法です。小さなどうでもいい「失敗」に焦点を当てて、大げさに取り扱うことで、失敗の深刻さと失敗からくる自責の念を「脱臼」させる。そして「失敗」の意味を、わずかで肯定的なものにリフレーミングさせるわけです。 「3行読め」という指示を言葉通りに読むと、3行しか読まないのだから成果などほとんど無に等しいと思われるかもしれません。
ですが、たった3行でも、それまでの何も読まない状態からすれば、大いなる一歩です。さらに言えば、人は始めたことを中途半端なところで止めることが苦手です。取りかかれさえすれば、結構なんとかなることも多いのです。
なるほど