『最後の一句』
気になった日本語
主題はいちの献身のうちに潜む反抗の矛先だろう
この読みはダメらしい!hoshihara.icon
「献身」→いちは果たして献身的な娘か?むしろあまりに分別のある、16歳にしては冷淡で落ち度がなさすぎる子どもとして描かれている
献身の中の反抗、だけならいちの性格をここまではっきりと小憎らしく描く必要がない
母親を頼りなく書くのはもちろんいちの性格をはっきりさせるため。母親の役割は他になし
他のきょうだいはまさにその年齢の子どもらしいシンプルな描写
結論としては、「献身の中の反抗」は主題の一部ではあるけれども、いちの性格や奉行の反応など描きたいものはもっと広範に及んでいる、ということで良いのだろうか?hoshihara.icon
いちはどのような性格の娘として描かれているか