『友だち作りの科学―社会性に課題のある思春期・青年期のためのSSTガイドブック』
『友だち作りの科学―社会性に課題のある思春期・青年期のためのSSTガイドブック』
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2017/4/12
エリザベス・ A・ローガソン 著
辻井正次 翻訳
山田智子 翻訳
金剛出版
第Ⅰ部 さあ準備しましょう
第1章 なぜ思春期の子どもたちにソーシャル・スキルを教えるのか?
第Ⅱ部 友だち関係を育て維持していくための科学
第2章 よい友だちを見つけることと選ぶこと
ふるまい(スキル)も大事だがつながり(良い友達との関係)も大事
友だち関係は選択である。選ぶことができる
興味が持てない人と関わる必要はない
ソーシャルグループ
共通の興味を持った集団
第3章 良い会話
アイコンタクトとは、1~2秒の間に目を合わせてそらすこと
見つめ続けることではない
話している相手と片手分(1m)の距離に立つ
近づきすぎるとキモい
身体的距離感おかしい人はたまにいる。しかしこういう基本的なことを指摘される機会はないのだろうstar_field.icon
自分の言ったユーモアでドン引きされていないかチェック
声が小さすぎないか、大きすぎないか確かめる
こういう単純なことで社会性に困難が生じている人もいる
一方的に話しすぎない、取り締まらないなど
この癖がついているとわかっていてもやってしまうと思うhoshihara.icon
話す量を相手と同じくらいにする
相手が話している途中で話さない
ささいな間違いはスルーで良い
第4章 会話を始めること,会話に入ること
第5章 会話から抜けること
カバーストーリー
ある社会的な行動を行う際の簡単な理由や口実
もうすぐ授業が始まるからまたね~とかそういうの
第6章 ネット上でのコミュニケーションをうまくやりこなすこと
返信がない場合はメッセージは2連続までにとどめる
Cold Calling (見知らぬ人に許可なく連絡)しない
電話番号が公開されているから勝手に電話してもよいというような勘違い
よく知らない人に電話をかける/終えるときもカバーストーリーを使う
理由がわからないと怖い
第7章 良いスポーツマンシップをみせること
第8章 上手に友だちとの集まりを楽しむこと
社会性に困難がある人は学校や職場以外で集まって遊ぶことが少ない
第Ⅲ部 さまざまな課題に対処していくための科学
第9章 口論や意見のすれ違いへの対応
第10章 からかいへの対応
第11章 ネット上のいじめを報告する
第12章 うわさやゴシップを最小限にとどめる
ゴシップ好きな人と友だちにならない
第13章 肉体的いじめを避ける
他の人とともに行動する
孤立していると狙われる
第14章 悪い評判を変えること
悪い評判が消えるまでおとなしくして注意をそらしたあと、再び肯定的に注意を引き付けるためイメージチェンジをする
見た目を変えて再び注意を促すことで無視されたままでいることを避ける