『冬季限定ボンボンショコラ事件』
常悟朗って名前すごいイカついと思ったけど常に悟ってるのは頭脳系らしくてキャラに合致しているがそれにしても濁音が多すぎる
じょうろごう
じょうごろう
ネタバレ👇
高3の冬という舞台設定や事件の陰惨さもあってか全体としてコミカルな場面もありはするけど陰鬱とした感じ
ホラーだと思った
怪我の描写が痛々しい、大腿骨をボルトで繋げているだけとか心ともなさすぎてハラハラする、だからこそオチにはゾッとした。
怪我や入院の描写がしっかりあるからこそ、かなり怖さが増している。
主人公に電話してきた日坂くんの父親が偽物だったかもしれないとなったシーンも結構怖い。
小佐内さんの手紙もホラー感ある、意味深なメッセージを最小限の文字数で書いているのがちょっと怖い。
主人公は冴えてる以外のキャラが描写されておらず、(大部分を占める回想シーンでは彼は中学生)中学生っぽさは一切ない
他の巻だとどうなんだろう
小佐内さんと付き合ってたらしいが
後知恵で考えると主人公の入院やリハビリのなんでもない描写にやたら緊張感というか丁寧さがあり、もちろん謎を仕込むためだったのだろうが、何かあるな〜怖いな〜と思いながらも推理パートに入るまでは病院に仕掛けがあるという事すら知らされないのでかなり気持ち悪い感覚を味わえた
それにしても屋上まで追いかけてきてやることがすでに骨折した大腿骨をハンマーでコツンすることなのかーというのを最後のチェイスのところを読みながら考えて絵的な地味さに普通にウケてしまった
病院食の季節感に救われる描写が良い
季節感っていいよね
外界との接続
バドミントン部のキャプテンとエースが、できることは違うけどそれぞれ適材適所なのが地味に良い
なかなか謎を明かしきらずに畳みかける。これはお約束でもあり技術のいる書き方なのだろうということが、ミステリをいくつか読むにつれわかってきた…なかなか謎解きしないな!いつもと思いながら読んでいたがそれがいいと思うようにしようこれからは