『いやな気分よ、さようなら』
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p57 問題の本質を正しく指摘することは、反省は促すが行動パターンまで変えることはできない
p59 自己批判的な考えをはっきり見て記録するように訓練する
p64 二週間、毎日15分歪んだ考えの日常記録をする。ベックのスケールを使って気分の変化を測る
p65 トリプルカラム法は普通なら落ち込んでしまうようなシリアスな状況でのメンタルヘルスにも役立つ
p65 自動思考を書き留めることは客観性を育てる
p65 カウンター法:精神のバイオフィードバック
p75 絶対的な自己批判は問題の本質を覆う
p76 歪んだ考えは、論理的でないとわかるまでやめることができない
p76 人の生活は変わりゆくもの。絶対的なレッテルは論外であり無意味
p79 人は思想家ではなく行動家である。行動を変えれば容易に気分も変わる
p122 無力感にはやったことを数える「カウンター法」
p124 否定的な仮説は本当に不可能なのかテストしてみる
p124 自分には何もする能力がないと思い込むことで虚無主義を防衛すると、「できない」思考が暗示のようにはたらく
p126 ぐずぐず主義者は気力と行動を混同し、何かやる気分になるまでバカみたいに待っている
p129 「日常活動スケジュール」:どんな活動でも何もせずベッドに横になっているよりはマシ。自分はダメだと言う思い込みもなくなっていく
p164 怒りは自分の道徳基準を絶対的なものとして他者に適用することで発生する
p175 考えを止める。いつまでも考え続けるよりは関係ないことを考えたり性的な夢でも見たほうがマシ
p178 「であるべき」を「ならすばらしい」に置き換える
p208 異常な罪悪感と健康的な自責や後悔と区別する基準:否定的な考えの「強さ」と「期間」と「結果」
p210 自罰的な行動パターンと罪悪感は互いに強化しあって悪循環を形成する
p213 へまをしたときに求められるのは問題の認識と修正による学習。罪悪感はこれらを妨げるので有害
p222 悪習慣を改善する妨げになるものは「自己コントロールができない」という思い込みと背後にある「すべき思考」
p221 罰ではなくて報酬で習慣づける
p222 すべき思考にカウンター法を使う
p233 アドバイスは「あなたはちゃんとやっていない」というメッセージになってしまう
p224 人間は完璧に未来の結果を予測することはできないということを受け入れる
p272 本当にうつ病が治った人は、どうして憂鬱になったかその原因を知っている
p232 グチのこぼし屋には同意して意見を受け入れればグチるエネルギーがなくなる
p373 反応予防response preventionで強迫性を克服する(逃げ出さない、恐怖量と自動思考を刻々記録する)
p378 恐怖から逃げるより、座ってオバケと対面する
p380 プロセス重視:一定のコントロールできるものを目標にする
p384 完全主義とぐずぐず主義への対処:活動に時間制限を設けて全か無か思考を避ける(逆説的アプローチ)
p385 たくさん間違うように努めれば、それだけ早く学べて結局はもっと幸せになれる
p387 個人的な打ち明け話をする
p394 基準が低い成功をどんどんおさめる「貪欲技法」
p431 攻撃や非難をされたら、それにどう対処するかを知る絶好の機会
p437 ダブルカラム法で不確実なことを心配する気持ちを克服する
デビッド・D・バーンズ著
認知行動療法