自然派を頭ごなしに否定せず「ケガレの徹底排除」→「多様な栄養を取り入れる」のナラティブ書き換えを図るべきでは
ここでいう自然派は「自然なものは良いよね」というレベルのものではなく、人工物(残留農薬とか食品添加物)や西洋由来の食文化(「小麦」「乳製品」)を病的なまでに悪いものとみなすようなモノ。
一言で言えば「銀の弾丸」「ワイン樽と泥水」的な思考
「〇〇を摂りさえすれば OK」
「〇〇が少しでも入っているとダメ!」
自然派が陰謀論につながりやすいのはこういう点だと思う
詳しく分解(重複しているので MECE ではない)してみると
量を度外視して「それらを一滴たりとも摂取したくない」という態度を取る
極端な場合、ほんの少量の「悪いもの」を避けたいがあまり、全体的な「適切な栄養バランス」を軽視さえしているきらいがある。
個人的に、この部分が、「自然派」のもっとも病的で誤っていて、「カモ」的な部分だと思う。
西洋的なものを否定し「日本人の昔ながらの食生活」を絶対視する
「小麦は戦後にアメリカから押し付けられた」「がんは戦後にできた」はこれ
西洋科学的な要素還元主義を拒絶する
例: 「白砂糖は食べ物ではなく化学方程式で表される薬なんだ」
筋金入りの陰謀論インフルエンサーであれば、「適切な栄養バランス」さえ、「それは『闇の勢力』側がでっちあげたものとして扱って都合よく無視する。
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そもそも「ケガレたもの(西洋的、科学的なもの)を一滴たりとも身体に入れたくない」というナラティブを捨てさせようにも、それは難しい。
それよりも、「多様な栄養を十分に取り入れるのが良い(=だから様々な食材からなる食品を取るべき)」のような、もっとマシな別のナラティブに置き換えるほうが良いのかもしれない。
「自然なものは良い」「加工食品は一般的に身体に悪い」という、直感にも合っていて、たぶん事実にも即している部分は否定せず、その奥底にあるナラティブだけを書き換えるのがミソ。
あと、これなら主流の栄養学にも反しないだろう。
刃牙シリーズの「毒も喰らう 栄養も喰らう」というセリフが冗談半分に引用されるが、これが大事なのかもしれない(少し方向性は違うが)
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どのように「多様な栄養を十分に取るのが良い」ナラティブへの書き換えを行うべきか
たぶん難しい
人間は往々にして「銀の弾丸」的な思考に頼ってしまうので
やはり図とか身近な物理現象でイメージしやすいほうが良いだろう
…ということで、必須アミノ酸の話に登場する「桶の理論」を横展開するのが良いと思う
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