音韻認識
音韻認識とは、ことばがいくつの音でできているか、始めの音は何かなど理解できる言語の音韻の単位を操作する能力のこと。
音韻認識が弱いと、幼児期に見られる「で/れ」など似ている音の聞き誤りや、「スパゲッティ→スタベッキィ」などの言い誤りがよく起こります。
仮名文字(ひらがな・カタカナ)は、文字と音の対応が規則的で、特殊音節などの例外を除いて、1文字-1音の固定的な関係で、音の単位(モーラ・拍)に準拠して作られて います。例えば、「すいか」は3音節で「す」「い」「か」と3モーラ(拍)で数えます。 しかし、特殊音節の場合、促音、撥音、長音は1モーラなので、例えば、「きっぷ」は「き」「っ」「ぷ」と3拍で数え3モーラになります。拗音では2文字で一塊にするので、「びよういん(美容院)」は5モーラですが、「びょういん(病院)」は4モーラになります。 https://gyazo.com/bd53df632a74bb7d73d8f3db3b55d10e