非注意性盲目
視野の中に入っているものの、注意が向けられていないために物事を見落としてしまう事象のこと。
何かひとつのことに集中していたり、特定のものに注意を向ける度合いが高すぎるときに起こる。
「非注意性盲目」は、脳の処理の問題であり、視覚の問題ではありません。
人間の脳は、一度に入ってくる視覚情報をすべて処理する事が出来ないので、均等に注意を向けれず、視覚情報を取捨選択し、必要だと思った情報に注目するのです。
参照:非注意性盲目
この事象は、1992年に心理学者のアリアン マック博士 Arien Mackとアーヴィン ロック博士Irvin Rockが実施した、知覚と注意の実験中に観察された現象から発見され、1999年にハーバード大学のダニエル シモンズ博士Daniel Simonsとクリストファー チャブリス博士Christopher Chabrisが行った「見えないゴリラの実験」によって、明確に立証された。
参照:非注意性盲目 | UX TIMES
関連:選択的知覚