フェニックス・メモ
CIAのウィリアムズ分析官が、9.11を未然に防げなかったことに対して上院情報問題特別調査委員会において、証拠として取り上げられたメモ ウィリアムズ分析官はほかにも本部に対し、国内にある全航空訓練学校の関係者に事情聴取して、訓練目的でビザを申請したアラブ系の学生をすべてリストアップすべきだと訴えた。これはのちに「フェニックス・メモ」と呼ばれる有名な文書だ。しかしなんら対策はとられなかった。 「テロリストがアメリカの象徴のいくつかを攻撃の標的としていたにもかかわらず、わが国の情報機関は、2001年9月11日以前にすでに見えていた『点と点を結ぶ』能力に欠けていた。それが最も根本的な問題(中略)である」