ナラティブ
フランスの構造主義を中心に、文化における物語の役割についての関心が高り
「ストーリー」とは異なる文芸理論上の用語として「ナラティブ」という言葉が定着した。
「物語(ストーリー)」:起承転結がある登場人物達による話の展開
ナラティブ:物語の語り手が主人公であり、主観的な捉え?
物語の構造研究 → ナラトロジーnarratology(物語学)
レヴィ・ストロース →神話の研究に物語の構造解析
ロラン・バルト →『神話作用』Mythologies(1957)で消費社会に潜む多様なナラティブ(神話)のあり方を分析してみせた
精神医療におけるナラティブ・セラピー(ナラティブセラピー) → その個人、家族などのナラティブに注目し、そのナラティブを書き替えることで治療する