セルフアドボカシー
障害や困難のある当事者が、自分の利益や欲求、意思、権利を自ら主張すること 2006年に国連で採択:「私たちの事を私たち抜きで決めないで(Nothing About us without us)」をスローガンに、世界中の障害を持つ当事者も声を上げた。2014年に日本も批准 歴史的に、障害のある方は「支援をされる対象」として、ある意味で受け身の存在として扱われてきました。このことは、障害者権利条約に示されているような基本的な人権としての「自分自身のことを自分で決める(自己決定)権利」を奪われてきたと捉えることもできます。
セルフアドボカシーの考え方が浸透することは、これまで「支援される側」として受け身の存在ととらえられがちだった障害のある方を、自立的に「支援を求めていく」能動的な存在としてとらえる認識が広まることにつながるでしょう。
合理的配慮のポイントのひとつは、「当事者の権利主張から配慮提供が始まる」