エスノメソドロジー
エスノメソドロジー(ethnomethodology)とは、社会学の一分野で、人々が社会秩序を成り立たせている方法を明らかにする研究
1960年代にアメリカの社会学者であるハロルド・ガーフィンケル(Harold Garfinkel)らが提唱
人々が観察可能な方法で社会秩序を達成している社会現象を対象とする
社会秩序の基盤が日常生活の常識的な合理性によることを、事例研究や会話分析などの手法で究明する
会話分析:会話や身振りによって組織された相互行為を通し、社会秩序を成立させる行為や活動の理解可能性を明らかにする
概念分析:人々が概念を有していることに基盤を置き、社会秩序を成立させる行為や活動の理解可能性を明らかにする
ワークの研究:場面に参与する人々によって、社会秩序を成立させる活動の組織とその理解可能性を明らかにする
関連:エスノメソロジー、メソドロジー