広縁
日本家屋には、和室の南の方角に面して板敷の間があった。建築用語で「縁」もしくは「縁側」といい、その幅の広いものが「広縁」
一般的な基準としては、幅(奥行き)3尺(約91センチメートル)のものが縁側、4尺(約120センチメートル)以上ものが広縁
広縁や縁側は日本家屋独特のもので、もともとは建物への入り口、部屋と部屋を行き来する廊下、つまり通路としての役割を担っていた
身分制度があった時代は、室内には立ち入ることの許されない低い身分の者が控える場として活用されていた
身分制度のない時代になると出入り口代わりとして、人々が集う場として活用されるようになった
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旅館やホテルの窓際にある椅子とテーブルのスペース「広縁」の用途とは? | 【公式】相鉄ホテルズ