マルチチュード
ラテン語の「多数」「大勢」「民衆」「群れ」を意味する言葉 近年の政治思想において、多様な人々が共通のネットワークを形成し、国家に代わる新たな主体として現れる集団を指す 政治哲学者で元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授であるアントニオ・ネグリとデューク大学文学部准教授であるマイケル・ハートが、共著『帝国』および『マルチチュード』において地球規模での民主主義を実現する可能性として、国境を越えるネットワーク上の権力として提唱している概念のこと 議会や裁判を通さず、直接的に企業や行政にぶつかっていく抵抗運動の担い手を指す