AIを活用した服薬管理から次世代の創薬を!
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概略:薬剤の飲み忘れを防止するアプリの開発から、将来的に薬剤の切り替え提案、そしてAI創薬を可能にするプロジェクトをスタートしました。今後の3つのマイルストンはすべてAIの活用がカギとなります。ご興味ある方はお問い合わせください。
現在開発中のスマートフォンアプリは、毎日の服薬状況や体調を入力し通知で飲み忘れ防止をすることができます。AIを活用することで大きな貢献ができる仕組みになります。
まずユーザが服薬しそうなタイミングで通知します。どのようなタイミングが良いかはそのユーザのデータ以外にも、性別、年齢、時期などの要素から他ユーザのデータをAIで活用することでユーザが服薬しやすい通知が出せます。現在はこの機能の実装を行なっています。多くのユーザの服薬と体調・症状のデータが集まると、次の段階として「現在の薬剤がこの患者に適していない」という発見が可能です。これまで「いつからかなんとなく調子悪い」といった患者の主張に対して、医師がファーストチョイスから順番に切り替えていくしかありませんでした。特に複数の薬剤を同時併用している場合は、どの薬剤が原因なのか判別しづらいのが現状です。毎日の服薬状況と体調・症状のデータから、何が原因でどう切り替えるかを判断できるようになるでしょう。
最後に、こうして得られたデータは新薬の研究開発に活用できるできる、治験データを何万倍以上のスケールになります。既存の薬剤で得られたデータを分子構造レベルで解析し、これまで候補にもあがらなかったが効果の期待できる新しい分子構造の発見に繋がります。AI創薬に、新しい角度から得たデータを用いて参戦することが最終目標です。現在このアプリケーションの開発は本会内で非常に規模を小さく進めていますが、会内外よりソフトウェア技術者、AI技術者、データサイエンティスト、医療従事者、製薬関係者など、一人でも多くの協力者とともに進めていきたいと考えています。もしご興味があればまずは上記のtwitter経由でお問い合わせください。