「間をつくるデザイン」
「間をつくる」って、ネガティブにもポジティブにも取れるから面白い
学生のキャラ
今年の3年生は平均的には優秀!書類提出とかきっちりしている。
大人っぽい感じ。理論的なところも勉強したい。食いつきがある。輪読も楽しんでできるマインド。考え方とかどんどん学んでいきたい。→難しい話も遠慮せずがんがん投げて大丈夫!学部生扱いしないで良さそう。
実験的なことも好きそう。就活もしつつ、時代的に“普通”じゃつまんないよね。今までの価値観を信頼していない。なんか新しいことやんないとつまんないよね〜。(普通のことやると「普通じゃん」ってなっちゃう)
遠慮せず攻め攻めでもOK! ガツンと来られることも求めている節ある。
AIや道具も器用に使えちゃう。時間かけなくてもそれっぽくなんとかしちゃう器用さも危うい一面もある。スマートすぎて泥臭いことへの躊躇、コスパとかタイパとかが根底にありそう…。
前期に「美しい情報」ってテーマで授業をやった。「役に立つ/立たない」はおいておいて、自分にとって「美しい」情報 ⇔ 社会貢献とか、役に立たなきゃ
「間をつくる」を考える人がいない…?(デザイン界隈で)
哲学とか、社会とか…? 何が正解とか体系化された本がない…!
授業の領域:「メディアデザイン」
グラフィックというより、人と人の間で伝えるメディアとしての本に興味ある人
かっこよくなきゃ「死」って感じ!笑
「人と人の間や関係性をかたちづくることがデザイン」と言いたい気持ち(須永)
→何かと何かの間をつくるデザイン(長原さんと須永さんのエッセンスを混ぜたい)
グラフィック的な事できる人は須永さん的なこと苦手だし、須永さん的な人はグラフィック的なの苦手
混血的な!
五十嵐 央
◉間をあけて、距離を置く
(「間そのもの」をつくる=立場、役割の分担、効率化、合理性、スピード、伝達のコスパ、概念や言葉の意味、色分け、タイムスケジュール、解剖や解明、統計、図解、名前づけ、見出し付け、ラベルで括って概念やものごとをわかるための営み。他者と比べて自分を捉えたり、ブランディングも)
◉間をつなぐ・埋める
(「間の質」を整える、心地よくする=自分と異なる対象、他者の目線を想像する、真似る、まねぶ、演じる、肩を並べる、共につくる、共にみつける、仲間・共同体になる。違いを前提に付き合う、補い合う。)
違いキーワードで触れてみたいのは均質化(コモディティ)とか…「間をなくす」は「間をつくる」の対義語にはならないこと。
ときに、間をつくることもデザインの策として必要だし、間の質を整えることも社会の中でデザインをみんなで営むために必要……ぐぬぬって課題感を整理して、両方体験できような時間にできたらいいかな
どんな時に間が必要?
間は大切?効率的?
過剰な「間」は対話を分断する、シャットアウト
硬すぎる「間」
一方で、間がないと伝わらない
全部「間」が柔らかいとだめ
適切な「間」…デッサンの輪郭
解釈の幅
コラージュ
代理制民主主義
分業、サイロ化、縦割り
命名的な?間
寮生を寮生番号で呼ぶ高校(ラ・サール函館)
男の子は「くん」女の子は「さん」も間?
宿題は授業の初めに伝えたい
3:30
12:30頃には
13:10~14:00 自己紹介・レクチャー(宿題の発表?)
13:30~13:45 やってみよう-1(アイスブレイク:自分の中での線引き)
14:00~14:30 やってみよう-2(他者と自分の線引き)
14:30~14:50 休憩(コーヒーとか。長めに。雑談もしたり?)
14:50~16:00 やってみよう-3(宿題)
16:00~16:30 プチ講評、宿題の再確認
メールアドレス
① 講師名
② 講師肩書等(例:△△設計事務所 インテリアプランナー)
③ 生年月日
④ 振込予定口座区分(個人or法人)
プチ課題線引きの仕方と質
どうわかるかは人それぞれ
何に着目してわけるか?
例えば…「あ」「ア」明朝体ゴシック体、ひらがなカタカナ、黒か色つきか、暖色寒色、平面立体…
https://www.youtube.com/watch?v=4K5fbQ1-zps&list=PLmdKEyaAv11DkI-7o3Jmvm9R7nEBGmml2&index=26
(やってみよう-1)自分の中の線引き
間があることはわかりやすい。答えが出しやすい。
徐々にすぐ答えが出ない質問をしていく
1. 【2択】好きな色はどっち?(赤と青?)
2. 【2択】どっちの形がやさしそう?(フニャフニャとトゲトゲ)
3. 【2択】自分は「デザイナー」だと思う?思わない?
4. 【5件法】__________
5. 【5件法】__________
6. 【 】
人によって見方がある、状況によって答えが変わる。この振れ幅が「間」なのでは。
(やってみよう-2)他者と自分の線引き
人になるとそれが難しい
5人ひと組のグループになって、間を考えてみよう
(他のグループの分け方と被らないようにちょっとユニークな切り口で)
意見が
間を演じてみよう・立場の想像・それぞれの立場が
アウトプットは寸劇
宿題につながるようなパスに
最終成果物は?
3年のスキルを引き出すもの
個人好評だと時間かかるから、「グループもOK」にすると先生的には負担が減る(15くらいのまとまりになるとやりやすそう)
手法自由:ポスター、冊子(ZINE)、映像、プログラミング、粘土
自分の中のカッコいい方法(美しい)
条件(e.g. 絶対ポスター?リサーチブック?コンセプトを575で?
その場にいない人にも伝わるようにする(清水さんもその日いない)
コラージュ()
ポスター程度なら、4階の廊下が白くて広いので展示しても良さそう(廊下もメディアと捉えて)
つくってきたプロセスも発表
他の人に意見をもらうことをいっかいは取り入れるとか
つくっていくプロセスで言葉を用いない!(発表のときに初めて解釈)
やって・みて・わかる。思考を止める訓練。
即興の中で生まれる
遊びたくなるポスターをつくってみよう
実際に遊べなくても良いが、なんか遊んでみたくなる【B1】サイズのポスターとして掲示することを想定した印刷物を2枚作ること。遊ぶ過程で加工は可能(広がる、折る、切るなど)
ルールの整合性等は捨て置き、グループのメンバーで架空のルールを想定して遊ぶシーンを演じた【5分間】の動画をつくること
ポスターは印刷でも手書きでもコラージュでも、制作方法は何でもOK。素材も自由。
「遊び」の時は机や床置きを想定するが、ポスターとして壁に掲示した場合にも美しいポスターをつくること
「遊び」の解釈は自由。ポスター以外の制作物も自由。「遊びたくなる」感情を引き出す魅力のある作品を目指すこと。
グループワーク。2人以上で自由。グループに集まった人数、またはその人数も遊べる遊びにすること
sketching together
なにかテーマだけ与えてモチーフは各自で選んでもらう
ドローイング?
「間のかたち」を描いてくる?
断絶、深いつながりとかの経験をベースにしてもらう?
授業アイデア
受け取らせるモード(様態)にすること
文章が多いと文章を読むモードになるし、
絵が多いと絵を眺めるモードになるよね
明るいと暗い
音楽のありなし
服装
靴を脱いで地べたに座る
車座になる
教室みたいにみんなで同じ方向を向く
(1年生のときに矢野先生:フィジカルなインフォグラフィック)
無料でケーキとコーヒーが出る(学生さん28人くらい)