夢を見ようとした話
背景
先日に「食べると変な夢をみるチーズ」の噂を小耳に鋏み、気になったので軽く調査した。 結論からいうと、スティルトンとよばれるチーズに豊富に含まれるビタミンB₆には記憶力をよくする働きがあるという。 そこから、夢の内容も覚えており、朝方に変な夢をみたと認識するのだろう。
夢について
そもそも、私が面白いと思ったのは「我々は普段から夢を見ており、ただそれを記憶していなかった。」という事実である。
私は、勿論、ノンレム睡眠では夢を見ないという一般論は知っていたが、そもそも夢について「見る時と見ない時があり、見る時が稀である」と思っていたので、驚きだ。(このあとに調査してしったが、昨今このレム睡眠とノンレム睡眠による夢の可否は怪しまれているそうだ¹) 夢を観たい
さて、私は創作活動が好きで、そのためのインスピレーションが得られるなら魂をも売りかねない人間なので、早速、夢を観ることににした。
しかし、かといって態々にスティルトンを購入するまでもないと思う。そもビタミンB₆が摂取できればいいのだから、ビタミンB₆のサプリとかを購入したほうが早いだろう。 夢を観ました
昨夜に届いたサプリを2錠、濃いお〜いお茶で飲んだ。
その後、00:35に就寝。
4:50頃に起床、即座に枕元のA4用紙と鉛筆を手に取り記憶している夢の内容を記述。
そこで、面白いことがあった。起床直前の夢の内容の前の事項を"思い出した"のだ。
どんな経緯があってそこにいったのかを、まるで実際の記憶のように思い出した。
この感覚は私に驚きと衝撃を与え、同時に夢を記憶するという話に信頼性を覚えさせた。
まとめ
ビタミンB₆すげぇ(本来はつわりが辛い時に飲むものらしい)
夢、意味分かんねぇ(でも、面白い)
おまけ
以下に私が観た夢の内容を小説風に書いておきます。
時刻は真夜中だろうか、街灯に照らされたアスファルトの上を私は歩いていた。
何も持たず、ちょっとした気晴らしで散歩に出たのである。
「おや、あんな所で検問か?」
ノッポとデブの制服警官がガードレールの前に立っていた。
「む?お前、なんだ!!こんな夜中に怪しい!!」
二人はショットガンを構え、私に発砲してくる。
「ちょ、ちょっと待って下さい。やめ」
放たれた弾丸は私の胴に当たり弾ける。
私の静止に耳も貸さず、警官らは光線銃を下げない。
「やめ、やめ、やめろぉーーー!!」
必死の静止、流石の彼らも止めてくれた。
「ちがうんですぅ、私はただスー???さんのところへ行こうとしただけなんですぅ」
私が事情を説明すると、警官らは訝しげに問う。
「行ってどうする?」
「だーかーらー、スーさんはぁ、昔、魔王と戦ったんだから、それを聞きにいくんです!!」
私の力説に警官らは驚き、
「そうか、確かにそれは名案だ。」
そういって送り出してくれた。
さて、スーさんの元へ行く前に腹ごしらえだ。クリームを食べよう。
このクリームとは、クリームシチューみたいな味と色で、ドロっとしてて野菜や肉がごろごろ入っていてクリーミーなシチューじゃない食べ物だ。
スーさんがクリームを作ってる間に、私はクリームでも食べて待ってよう。
「しまった!?このクリームは広重公のものだ!!」
袴姿の広重公は血管が浮き出るほどに激昂し、抜刀した。
「に、逃げろお嬢さん!!」
私は怒れる広重公からお嬢さんを守るべく囮になった。
後ろ手に縛られ、最早、逃げられる余地もない私は絵本の様な世界の草原のど真ん中で打首に処される。
眼前にはトゥーンアリゲーターが斧を研いでいる。
「こ、こんな所で死にたくない」
私は最後の抵抗で走りだす。覚束ない足取りで手で宙を掴みながら前へ前へ逃げようとする。
「あ、穴だ。しまった追い込まれた。」
そこにはおとぎの世界の穴がぽっかり空いていた。なぜかは知らないが、ここに落ちるといけないらしい。
「こら、捕まえたぞ。」
広重公に首根っこを掴まれる。
「ま、待って下さい。辞世の句を詠むので助けて下さい。」
--ここでなんか、辞世の句のような違うような咏を詠む--
「ばかやろうぅ、おまぇ、辞世の句を詠んじまったら殺すしかないだろう」
広重公はそう吐き捨てる。
「確かに」
私も完全に同意する。
「あ、危ない!!」
広重公はおとぎの世界の穴に落ちてしまいました。
https://gyazo.com/4031bb41108a1756d5556efc02346660記述日:2022年03月02日09:04https://gyazo.com/0902b55512d817b36596c44228e2d840 https://twitter.com/intent/tweet?text=%E3%81%B2%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AEScrapbox%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%82%92%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82%0D%0Ahttps://scrapbox.io/hiyu-hajime/%25E5%25A4%25A2%25E3%2582%2592%25E8%25A6%258B%25E3%2582%2588%25E3%2581%2586%25E3%2581%25A8%25E3%2581%2597%25E3%2581%259F%25E8%25A9%25B1