技術標準化
技術標準化とは
2つのモジュールを分離し、モジュール間に明確に規定されたインタフェースを定めること。例えば、USBやVHSなどがあげられる。eラーニングではSCORMと呼ばれるコンテンツ標準規格が存在する。
例:USB、VHSなど
eラーニングの標準化
一連の受講サイクルについて、定められた形式を残して保持する
必要な情報の形式・インターフェースを標準化
内容には無関与
コンテンツ標準規格SCORM
Sharable Content Object Reference Model
コンテンツはサーバ側とクライアント側で分かれる
サーバ側にはマニフェストファイルというコンテンツ構造をツリー構造で保存したファイルを持つ。シーケンシング記述=教材提示淳制御を記載する
クライアント側では学習リソースであるSCO・アセットを持つ。演習問題種別、正解、採点方法などを持つ
非構造化→構造化→標準化
非構造化では、全てが一体となって組まれている(メディア・リンク・制御構造・プログラム・履歴管理など)
専用教材サイト・CDROMコンテンツ
構造化ではシステム面とコンテンツ面が分かれる
各社独自企画
標準化ではシステム面とコンテンツ面が完全に分離される
統一標準規格
コンテンツアグリゲーション
マニフェストファイル
XML形式
コンテンツ階層構造
メタデータ
シーケンシング情報
学習リソース
SCO:RTE通信機能あり
アセット:RTE通信機能なし
RTE=ランタイム環境
LMSとSCOが基本的なデータをやり取りする標準的なしくみ
LMS→SCO
学習者情報
SCO→LMS
経過時間、テスト回答など
LMS⇔SCO
進捗状態、テスト得点など
シーケンシング
SCORM2004から搭載された機能
理解度に応じて提示コンテンツを変更する
構成要素
コース構造/学習目標
木構造でアクティビティの集まりで構成される。また独立した学習目標が定義される
トラッキング情報
学習者の理解度を表す
アクティビティ、学習木ヒュおに付随し、SCOからの情報で更新していく
シーケンシング要求
学習者からのコマンド
動作ルール
理解度に応じた教材提示を実現する
アクティビティに付随しており、ルールの形で記述
pretestの点数に応じて次の提示教材を変えるなど