知識のビオトープ
これは何をやっているかというと、知識のビオトープをつくってる感じです。
ビオトープというのは、例えば穴をほって水を張って植物植えて、いろんな生き物が立ち寄ってくれる空間を作っているものですが、Scrapboxでやっているのは、他の人がつくってくれた知識やデータを配置して、そこに立ち寄ってくれるかもしれない「生き物」すなわちインスピレーションでありアイデアを待っている感じですね。 思いついた言葉で検索したり、これといったリンクをたどったり、あるいはランダム表示をすることで、思いも寄らない文献や事典のコピー、その他の資料、それについて自分が書いたメモに遭遇する。そんなことをやっていると「これとこれは、こうしたら結びつくのでは?」「ここらへんのものは、こんな枠組みでまとめられるのでは?」みたいなことがアイデアとして生まれてきます。