超伝導
常温超電導
超電導は量子力学的な現象で、電子が最低エネルギー状態に近づいたときに発生します。この状態は絶対零度近くで起きるため、基本的には極低温の状態で見られる現象として知られています。
しかし、同様の現象は軽い元素の結晶では比較的高い温度で起きやすいと考えられているのです。この世のでもっとも軽い元素は水素なので、水素の結晶を使えば高温でも超電導が起こせるのです。
問題は、軽い水素を結晶化させることが難しいということです。水素を固体にするためにはとてつもない高圧をかける必要があります。
「炭素質硫黄水素化物」が3900万psiの圧力(大気圧の260万倍)で、15℃の超電導を実現しました。
ついに初めて”室温での超電導”を達成! 世の中を一変させるまであと一歩