認知症
認知症予防に帯状疱疹ワクチンが効果的である証拠が発見される、認知症予防対策に光明か
65歳時点で期待する残りの人生のうち、認知症を伴う期間がどれだけを占めるかもわかる。43年には大学卒業以上の男性の場合は1.4%にとどまり、高校卒は7.7%、高卒未満は25.6%だった。女性は大卒以上が15.4%、高卒が14.8%、高卒未満が24.6%。学びの機会が増えると、認知症と向き合う期間が短くなった。
「認知症が減少」のなぜ みえてきた教育水準との関係
脳の右前頭葉における神経変性が生じることで、夢を見ている時の感情コントロールが難しくなり、悪夢を見るようになるという仮説を提唱しています。Otaiku氏は「パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患は、診断される何年も前に発症していることが多いとわかっています。すでに発症している人において、悪夢が最も早い兆候の1つである可能性があります」と述べでいます。
中高年が見る「悪夢」は認知症のサインかもしれない
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歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。
認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。
近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。
九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内部に3週間、歯周病菌を直接投与して感染させ、正常なマウスと比較した。
その結果、歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていた。脳細胞へのAβの蓄積量も10倍に増えた。
認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明