裁判
裁判所っぽいところから通知が来たら、まずはその裁判所名をググって、裁判所の公式サイトから電話番号を確認し、その電話番号に電話をして、その通知に書かれている事件番号を伝えると、本物かどうかがわかる。無視してもいけないし、通知に書かれている電話番号等に連絡してもいけない。
事例
本件は、消費者が、レンタカー事業者より賃借したレンタカーについて、コインパーキングに駐車し事業者に取りに行くように求めたことが返還になるのか、また、返還を遅滞しているとしても、違約金についての条項の効力が認められるのかが問題となった事例である。本判決は、返還を否定し返還の遅滞を認めたうえで、消費者が契約書に、貸渡約款、レンタカー規約に同意をして厳守する旨を約束し、違約金につき、契約書の裏面のレンタカー規約に超過料金の倍額とする旨の規定がされていても、超過料金の金額は別の冊子に記載され、消費者はその交付を受けていない以上は、違約金また遅延損害金の条項につき契約に組み入れる旨承諾したとはいえないと判示し、民法の規定による遅延損害金の支払いのみを命じている。(東京地方裁判所令和元年8月7日判決、ウェストロー・ジャパン掲載)
消費者によりレンタカーの返還が遅滞した場合の違約金および遅延利息を規定した約款の条項の組み入れにつき、消費者の合意が否定された事例(改正前民法の事例)
ノートパソコン搭載のバッテリーパックから発火し、火災が発生したパソコンの製造物責任を認めた事例
記事
杉原裁判官は、検察官が被告や弁護人の同意を得て起訴時に申し立てる「即決裁判」ではないケースで、初公判での即日判決も珍しくない。12月23日にあった覚醒剤取締法違反事件では、開廷から30分もたたずに被告の女に実刑判決を言い渡した。弁護人の男性弁護士は「杉原裁判官の即日判決は弁護士の間では有名」とこぼした。
熊本地裁の刑事裁判、特定の裁判官が〝即日判決〟連発 開廷30分で実刑も 「拙速では」と疑問の声