消費者
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わずかな手数料を支払うだけで、非常に労力のかかることを得られる立場
スポーツ選手はごくわずかな人しかなれない。人生を捧げて、トレーニングし、勝負し、勝ち残った人だけがプロになる。競争倍率は何百倍。ところが消費者は、才能豊かな人が人生を捧げて獲得した能力と試合を、当人に比べたらわずかな金額で間近で追体験し、熱狂したり、評論したり、選手を罵ったりできる。
100円のお菓子、1本50円の鉛筆、これらもささいな金額で手に入れられる。ところが、もし自分が作ろうとしたら、途方もない試行錯誤が待っている。これらもまたその道に人生を捧げてきた才能ある人の工夫が練り込まれ、その努力にはとても見合わないようなわずかな金額で販売されている。
スポーツは放送とスポーツ教育によって、菓子や文房具は工場と品質改善によって。大量生産技術と、それを活かす人によって成し遂げられた。
安く提供できる技術があるからこそ成し得た価格と立場。
売れないから値下げしたという安値と、工夫することで安く作ることができたという安値は違う
「高くても売れる」ことと「安く作れる」とは全く異なる技術
前者は価値を作る技術であり、後者は製品をうまく作る技術
消費者の声
(私たちが)欲しいものを作れ
米国の消費者保護法について
日本の消費者団体のシステム