時価総額
https://gyazo.com/4453333a4fa3f39129614f67b8a4aa64
現在時価総額1兆円以上の企業で戦後に0から立ち上がった企業は多分28社、右から2行目は現在の時価総額
(創業時に大企業資本が入っていた企業は除く)
https://gyazo.com/d84d63a8d1ab29ff30be39efa343b3bchttps://gyazo.com/107d22834669d3576f798e329dc479ec
しかしここで注目してもらいたいのはそんなことではなく、実は米国では「古参企業も大きく成長している」という点だ。 各企業別に一九九〇年と二〇一三年の時価総額の数字を紹介しながら見てみると、まず、二〇一三年時点で、五〇兆円相当と時価総額で最大企業のアップル(一九七六年創業)は、一九九〇年の時価総額はランク外、つまり兆円級企業ではなかった。さすがにアップルは例外としても、ジョンソン&ジョンソンは二兆円相当から二六兆円相当と約一三倍に、GEは五兆円相当から二八兆円相当と約五倍に、ウォルマートは三兆円相当から二五兆円相当と約八倍に、エクソン・モービルは六兆円相当から四四兆円相当と約七倍に伸びている。実に凄まじい。
それに対して日本では、トヨタ自動車が時価総額の最大企業で、六兆円から二〇兆円と約三倍に伸びている。しかし、一九九〇年当時、時価総額で日本企業トップだったNTTは一七兆円から六兆円へと約三分の一に減らしており、NTTドコモを加えた合計でも一四兆円と減少している。日立は一九九〇年で四兆円だったが、二〇一三年でも四兆円のままだ。日本の古参企業で米国企業並に成長しているのはトヨタだけなのだ。