心理的安全性
本来の定義:例えば不穏なことであっても言い合える安全性
誤解:不穏なことを言わず、安全性を確保する
ignorant 無知だと思われる不安
incompetent 無能だと思われる不安
intrusive 出しゃばりや邪魔をしていると思われる不安
negative ネガティブだと思われる不安
率直にいえるかの不安はコミュニケーションにおける摩擦として考えられる。摩擦のなさが会話を生む。この会話の頻度が実際の組織を作る。
このプロセスの結果として、組織の中では心理的安全性の高さによって非公式な人間関係が組織化される。すぐに不安になる人は外部においやられ、言いあえる人同士が組織化の中心になる。
近年の流行である被害者ポジションの高い権力性によって、誰と話すかの選別はますます強まっている。
ここだけの話
話題があらかじめ定まっていない雑談
定型化された仕事のやり取りの会話
心理的安全性の低い状態を身近な表現にすると「短気」かな
すぐに怒り出したり、反対にシャッターガラガラして無口になるのも短気
「ここは心理的安全性の高い場です」みたいな表現をたまに見かけるけど間違い…
心理的安全性は個人個人の能力値みたいなものだから、場の心理的安全性が高いというのは参加者にバフしてるだけ
むしろ場に依存しやすくなるので、個人の能力の成長としてはマイナスになる場合もあるかな…
心理的安全性の高さ、つまり率直に意見することに迷いの少なさという対人リスクが低いことがどのような結果を組織に与えるのか
知識やノウハウが人間関係ネットワークにより蓄積される
何を言うにしても相手の機嫌を気にしていては当たり障りのないことばかりいうことになる。だからノウハウの蓄積のスピードも量も質も早くに限界が訪れる
つまり、各個人が心理的安全性の高い環境では、高度な情報が蓄積される。低い場では、既に知られている薄い情報ばかりが再流通し続ける
企業内の心理的安全性
https://gyazo.com/d9d7fbed367908d5d90184f441dbad9f
部門内で完結しやすい
浪費
配慮の消費
他責癖
いつまでの初心者
教て手君
参考
https://www.youtube.com/watch?v=LhoLuui9gX8
心理的安全性って結局何なんだろう
やっとむでぽん
エイミー・エドモンソンによる心理的安全性のレベル
チームの中でミスをすると、たいてい非難される。
チームのメンバーは、課題や難しい問題を指摘し合える。
チームのメンバーは、自分と異なるということを理由に他者を拒絶することがある。
チームに対してリスクのある行動をしても安全である。
チームの他のメンバーに助けを求めることは難しい。
チームメンバーは誰も、自分の仕事を意図的におとしめるような行動をしない。
チームメンバーと仕事をするとき、自分のスキルと才能が尊重され、活かされていると感じる。
心理的安全性を高める方法
仕事を実行の機会ではなく学習の機会と捉える。
自分が間違うということを認める。
好奇心を形にし、積極的に質問する。
心理的安全性を高めるためにマネージャーにできること
出典
re:Work
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https://gyazo.com/a4861d71202c44bc8caa8f271f192058
心理的安全性の定義
エドモンドソン(1999)によれば「心理的安全性」とは、チームにおいて、他のメンバーが自分が発言することを恥じたり、拒絶したり、罰をあたえるようなことをしないという確信をもっている状態であり、チームは対人リスクをとるのに安全な場所であるとの信念がメンバー間で共有された状態と定義されている。似た概念として、例えば「信頼」がある。信頼も、相手を信じてリスクをとることができるといった要素が定義に含まれている。エドモンドソンは両者の違いとして、「信頼」は2者の関係性にあるものだが、「心理的安全性」はチームや組織といった集団レベルの現象である点が異なるとしている。また、「信頼」は特定の相手に対する態度を決めるもので、相手の行動に着目するが、「心理的安全性」は状態として安全であるため、特定の相手の行動をモニタリングする必要がないといった違いがあるとしている*1。 上記の定義どおり、多くの研究では心理的安全性をチームや職場といった集団のものとして扱っているが、個人レベルの現象として扱っている研究もある。また、組織全体の風土や価値観の1つとして行われた研究もある。ただしいずれの場合も、個人がチームや組織のある種の状況認知を基にした信念であることは共通している。
https://gyazo.com/444de2a55846ee83cb5a747e34c569a5
https://gyazo.com/ca9ec43238e04fd6239db467f3a0eb62
心理的安全性の評価
チームで失敗をした人がいたら、その人が悪く思われることが多い*
チームのメンバーは、問題点や困難な論点を提起することができる
チームのメンバーは、異質な人を拒絶することがある*
チームでは、リスクをとっても大丈夫である
チームのメンバーが他のメンバーに助けを求めるのは難しい*
チームで働くメンバーの独自の技術や才能は評価され、活用されるだろう
チームのメンバーは、故意に他のメンバーの努力を損ねるようなことはしない
チームのメンバーは、どのチームメンバーの発言も真摯に受け止めている
会議をするときは、各メンバーが同じくらい発言している
チームのメンバーは、他のメンバーの反応に配慮しながら分かりやすく話をしている
チームのメンバーは、他のメンバーが不快に思うような発言をしない
* は逆転項目
https://gyazo.com/c5a0aa2d30a90051b49e170f4b4e35f3
https://gyazo.com/4cf20ed885580f6da5606112e363f7ff
出典