差別(discrimination)
差別(さべつ)とは、特定の集団や属性に属する個人に対して、その属性を理由にして特別な扱いをする行為である。それが優遇か冷遇かは立場によって異なるが、通常は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為に注目する。
差別は、個人が職務に必要な能力や要件にも関係のない特徴を理由に、他者に比べて不利に扱われている場合に起こります。全ての労働者及び求職者はその仕事に従事するために必要な能力以外の要素にかかわらず平等に取り扱われる権利を有します。差別は、雇用の前段階、就労段階、退職段階など様々な段階で起こり得ます。
差別からの自由は基本的人権のひとつです。労働者がその能力に基づいて自らの職業を自由に選択し、自己の潜在能力を最大限に伸ばして、報酬を得ることは大切です。