完璧主義
完璧主義(かんぺきしゅぎ、英: Perfectionism)とは、心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと 。定められた時間、限られた時間の内にて完璧な状態を目指す考え方や、精神状態のことである。このような思想を持ったものや、そのような心理状態の者を完全主義者、もしくは完璧主義者(英: perfectionist)と呼ぶ。
偽物の完璧主義
締め切りギリギリまでいじることを「完璧主義」と評価したり、自認したりすることがある。
でも、もし提出後にはすっきりしたなら、それは要領主義かもしれない。
受験が終わっても勉強するだろうか。
資格試験に80点で合格しても、100点取るまで勉強するだろうか。
納品が終わっても、作り続けるだろうか。
受験が合格したり、資格を得られたり、納品後は忘れてすっきりしたりしていたら、それは完璧主義というよりはコスパを重要視する要領主義かもしれない。
ここではどちらがいいかという話ではない。自分の認知と、実際の高度がずれていると苦しいので、自分の認知と実際の行動を一致させた方がいいよ、という話だ。
完璧主義でないのに、完璧主義の方法を採ろうとするとつらくなる。
要領がもっと良くなる方法を学んだ方が、楽になるだろう。
table:完璧主義
納品後もいじる 職人的完璧主義 完璧主義
納品後はいじらない 評価に敏感な要領主義
他者からの評価に無関心 他者からの評価に敏感
要領主義
・探索は負担
・納品後はすっかりわすれていじらない
・他者から定められた目標や条件をクリアしたら手を緩める
・地の力ではなく、飛び道具に頼りがち