基準関連妥当性
ある評価法とすでに確立されている評価法(黄金律(ゴールドスタンダード))との相関を求めることで判断します.基準関連妥当性は,それぞれの評価法の測定時期によって併存的妥当性と予測的妥当性に分けられます.併存的妥当性は,同時点で測定するもので,たとえば,新しく開発した評価法と既存の評価法との関連性があるかどうかを調べる研究があげられます.一方,予測的妥当性は,黄金律(ゴールドスタンダード)の評価法の測定がある評価法の測定より後に行い,ある評価法が測定後の将来の事象を適切に予測できるかどうかを表します.