名前
「彩(サイ)」を(あや)と読ませる名も、昭和の後半に急に広まったものだと、お気づきでしたか?
「椛(木偏に花)」は日本独自の漢字です。カバやモミジのほか、21世紀に入ってから、(いろは)とも読むようになりました。色づいた葉っぱということで、イロハモミジという品種名をイメージしたものでしょう。
辞典に載っていなくとも、人々の心を捉えれば広まっていくものなのです。
笹原宏之「これからの名前の読み方」
令和元年9月6日閣僚懇談会における文部科学大臣の発言を踏まえ、政府の作成する公用文等において日本人の姓名をローマ字により表記する際に、原則として「姓―名」の順で表記することについての具体的な取扱いを制定するため、公用文等における日本人の姓名のローマ字表記に関する関係府省庁連絡会議を開催します。