バブル
何やってもうまく行く、売上も上がるし、利益も出るときは、動いた方が得なのでいろいろ試す
必要のないものを購入する
必要もないのにお金を借りる
立てなくていいビルを建てる
ゴルフ場を建てる
買わなくていい絵を買う
大運動会
社員旅行
“雑草バブル”の熱狂 200万円超の落札事例も
資産価格の高騰が起きるのは、通常は、不合理な熱狂のせいであり、それを支援し拍車をかけるのが釣りなのだ。
不合理に熱狂した人々は、別に金融当局や財務当局が介入して経済と信用の流れを維持した場合の収益など考えてはいなかった。あるいは極端な場合、自分の銀行や会社が「救済された」場合の収益も考慮はしなかった。こうした検討は、あったにしても、2008年に先立つ多幸感の中ではかなり周縁的な考察事項でしかなかった。過大な価格で販売していた人々は儲けていた。そして取引の反対側では、そうした過大な価格を支払っていた、肩の上のサルの期待を持った買い手たちは、自分たちが正しいことをしていると「確信」していた──正しくなかったのだけれど。かれらは椅子取りゲームの音楽が流れている間に踊っていただけだったのだ。