コーポレートガバナンス
https://gyazo.com/508bb4bf5895ba258023ce73f9265c6a
コーポレートガバナンス・コード
スチュワードシップ・コード
スチュワードシップ・コード(Stewardship Code)とは、コーポレートガバナンスの向上を目的とした機関投資家の行動規範である。機関投資家の支配力を活かしたソフトロー(Soft law)の一種であり、企業経営の収益力を向上させたり、企業不正を監視したりもする。いまや国際標準であるが、英国発祥の紆余曲折した制度である。
伊藤レポート
パラドックス-世界で最もイノベーティブな国の「持続的低収益性」 世界で最もイノベーティブな国、あるいはイノベーション創出能力を持つ国はどこか。この問いに対しては様々な統計調査や有識者の見方があるが、日本がその最も有力な国の一つであることは間違いないだろう。 では、最もイノベーティブな国の企業の収益力はどうか。収益力の代表的な指標である総資産利益率(ROA) や売上高営業利益率(ROS)等を見ると、日本企業と欧米企業ではほぼ倍の格差があり、この傾向が20年にわたり続いてきた。最もイノベーティブと見られてきた日本企業が、持続的な低収益性というパラドックスに陥っているのである。これほど解きにくいパラドックスを抱えている国は日本以外にない。この問題に正面から取り組まなければ、持続的成長に向けた方策を見出すことはできない。これが本プロジェクトの出発点である。 日本企業への中長期投資が低リターンしか生まなければ、合理的な投資はより短期の変動からの収益機会を求めるものにならざるを得ない。世界的にも大きな議論となっている市場のショートターミズム(短期志向)には様々な要因がありうるが、日本の株式市場における短期化は、投資機会の短期化がもたらしてきた部分が相当程度あるのではないか。これが一つの仮説である。
「持続的成長への競争力とインセンティブ ~企業と投資家の望ましい関係構築~」
伊藤レポート2.0
GPIF改革
年金積立金管理運用独立行政法人改革