TOCクラウド
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TOCクラウドの制御構造
TOCクラウドのC-D'ラインは非制御変数である。
非制御変数を制御できないまま、時間関数を加えると問題空間内で振動してしまう。
C-D'が他人だとすると自分は制御できないという意味でC-D'は非制御変数となります。
B-Dは自分で制御できるという意味で制御変数となります。
非制御変数を考慮する理由
問題解決において、問題空間のなかに解決策が存在するかが意思決定基準になります。
存在すれば解決可能性がありますし、なければ解決不可能になるからです。
自分が制御できる問題空間に解決策があれば解決できます。ないのであれば悩み続けることになります。
B-Dでは解決不可能な問題に挑戦しているのではないか…という問いがTOCクラウドの前提にあります。
解決できないのは非制御変数に拠るからです。
自分が制御できる制御変数に加え、自分が制御できない非制御変数(他人の行動)を取り込むことで、認識可能な問題空間を広げ、解決可能性をより効果的に探索できるようにしたものがTOCクラウドになります。
別の言い方をすれば、クラウドとは他人との相互作用を考察することで難問を解こうとする社会的な試み…と定義できます。
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DとD`の結果、無が出てきたらコンテキストを広げる。