RSGT2020
総括
マネージャー不要論が急上昇
day1
キーノート
自然の道とは何か
水が高いところから、低きに流れるように、自然を行う
チームとの調和、ビジネスとの調和
調和とは自分との調和でもある
4人から影響を受けた
老子(BC500)
クリストファーアレグザンダーは老子から影響を受けている
アレグザンダーからジェフサザーランドは影響を受けている
サザーランドは仏教の僧侶でもある
十牛図
よいよい調和のある仕事を見つけていく。
(マーケットファンネルになるそう)
尋牛
私たちは機械のように仕事をすることを学んでしまった。
お客様との仕事を忘れて、セールスはこう言っている、マーケターはこう言っているというような仕事をしている。
何かが足りないと感じている
日本の文化は階層的になっている。仕事を行うは通常、上司に命令されたから。真の自分をみつけていない。
もやの中にいる。ここからはじまる。(scrum patternのはじめ)
見跡
scrumがなんなのかを知ろうとする。RSGTのようなイベントに参加したり、友人から知ろうとしたり。
なにか学べるのではないかと期待するようになる。
見牛
scrumをしている知人がいる。
スクラムマスターに報告をしている。
いろいろなものを変えることができる。
この段階ではスクラムのヴィジョンを垣間見た段階。
得牛
スクラムコーチを雇う。バックログは要件のバックログではない。ユーザーストーリー(要件)でもない。
認定受けた。ユーザーストーリーは参考になるが、それを解釈してプロダクトバックにしていく。
デイリースクラムの神話
・スプリングバックログを完了できるようにする
・進捗状況をスクラムマスターに報告する
・三つの質問に答える
・このスプリントでスプリントゴールを達成するように再計画する
私のクラスに参加する人は2か3をこたえる。過去のマネジメント体験がこうだったからだ。
牧牛
鞭も手綱も手放すことができない。
スクラムは化学の実験室のようなもので、いろいろ試すことができる。失敗が赦される。
50%失敗している方はどれくらいしているか。
50%は失敗するべきだ。ベロシティの平均を考えれば、半分は失敗する。
コントロールされた状況で失敗できるようにしよう。改善は反省無しには進まない。
スクラムは集合的に反省する。チームのレベルでどのように改善するかをかんがえる。
windows更新
継続的開発
Agileは解決策ではない。多くの会社が抱える課題は、目的が一貫していない。Agileが問題である。
TOYOTAから学ぶこと。変化に対してオープンになる。
スクラムとは規律である。
計画を変更することを自分達が許すこと。
毎日、仕事を中断
騎牛帰家
ベロシティ、名前ついています。幸福指標、名前がついている。名前のついていない質を探さなければならない。
質問をすると沈黙が返ってくる。無。
真の自分を見つける。
中埜先生、日本法人をやっている。
スクラムではマネージャーはいない。
スクラムチームは自分達自身で自分達を管理する。
マネジメントは必要。会社をマネジメントする。PO
途中でやめたプロダクトはどれくらいある? googleは35くらいやめている。厳しい意思決定をしなければならない。
何かをコントロールするのではなく、一部になっていく。
スクラムが作るのはプロセス。
パターンは人を助ける。
生きているチーム。チームがエネルギーを感じているか。素晴らしいことが生み出されるようなエネルギーが生まれているか。その場をつくるか。ただのROIではなく、情熱を感じて、素晴らしいことができるかが大切。
忘牛存人(第8図)
チームが毎日変化に対応していく。
scrumを忘れる。
scrumはどこから来ているか。ラグビーではない、刺身。人が重なり合っている。
人牛俱忘
無我。人もscrumもない。世界があるだけ。
返本環源
お客様もいない。自然から学ぶ。
入鄽垂手
リーダーの体現
企業の進化かリーダーの進化が必要
HIPPO 最も高級な人の意見
一番偉い人がしゃべってしまうと、その意見が優先されてしまう。
だから、先ず聞いて、次に喋る
リーダーは一言もしゃべっていないのに、みんなの役に立つ。
リーダーとして、とにかく最後に喋る。
いろんな人が貢献できる場作りをする。
機械->ファミリー->ティール
全員大人の振る舞いをする
低いパフォーマンスからはじまり、高いパフォーマンスになるにつれて、不確実な状況にも対応できるようになる。ビジネスアジリティ。ティールの風土から生まれてくる。企業風土が基礎になって成功につながる。
ハイパフォーマンスの進化
リーダーが生み出されるプロセスを作る。周りの人が成功することを支援する。
うまくいっているかの評価をどうすればいい?
まわりに聞けば良い。
ダメージをだしているところ、うまくいっていないところ。
スクラムマスターというより組織設計をする。
scrumの成功の障害に
マネジメントや経営陣のサポートが45%
ヒエラルキー型がネットワーク型にするのは間違い。ステップが遠い。
「ピラミッドをひっくり返そう」
CEOやマネージャーは準備ができているか。本当に準備できているのか。
完全に自立した組織ではなく、相互に関連した責任を果たす組織。
自分の責任を持って進める。
ヒエラルキーを捨てさらずに変わることはできると思う。
Agileは人を進化させる。人を進化させて、組織を進化するのがAgile。
ポジションマップ
縦軸 エンゲージメント&アウトカム
横軸 人々の進化
成功するには80%の人がリーダーシップの必要だと答えた
アジャイルコーチの使い方
アジャイルコーチは何をする人
アジャイルコーチ
自分達で考えることのできるアジャイルチームを育てる
ティーチング
具体的に知識を教える
コーチング
自分自身で答えに気づいてもらう
アジャイルコーチはコーチングだけではない
だまって一言いって変えるのはアジャイルコーチではない
大切なこと
どういう成果を期待するかの期待値を設定する
どのくらいの頻度で来てもらうか
予算ありきだと難しくなる
コーチングの期間が短すぎると効果が出ない
コーチではなく、コーチを受けた現場の人がやるので、変化が目が見えるようになるまで三ヶ月かかる(外から見てぱっとみで変わる
十も百も、仕事をしながら変えるのは難しい
三ヶ月かかって変化がなければ、コーチが悪いか、環境要因がある
三ヶ月たっても変わらない理由
週一から週二
依頼のあるパターン
開発チームを立ち上げたい
負け戦は辛い
初めから読んで欲しい
火消しに呼ばれても難しい
依頼すべきではないこと
達成の支援(コーチではなく
コーチ
チームがはまるポイントを先んじて学ばないといけない
忙しすぎるコーチはダメ
安い単価はダメ、稼働率換算でインプットを疎かにしがち
相性あるよ
コーチの見つけ方
アトラクタ社
原田キロさんがプロダクト担当
カンファレンスでの振る舞い
良い写真を撮ってもらう
演台から離れる
顔の角度をいろいろ変える
キョンさん
ソフトウェア工学に1ページ追加
自分達が強くなる
超個体、複数の生命なのに一つの固体のように振る舞う
ランダムロール
15分や30分などの非固定的スプリントを回している。フラクタルの構造で制御している。
・自分達らしさを見つける
・ゆるいもの
・強いフィードバックを得る
・スクラムを変えるのではなく、そのままやれば良い
・ロールを宣言して、話す
・聞く人は客観的に聞く練習
・人は同盟を要求している
・自己欺瞞を受け入れて同盟になりましょう
・自分の自己欺瞞にいかに気づくか、他人の自己欺瞞にいかに築くか
皆さんのプロダクトバックログアイテムはアウトカムを出していますか?
アウトカムが分かるカンバン
どの顧客がどれくらい売上あがるか、売上予想は
開発チームも作戦を一緒に考えた
原田キロさんとの話
マネージャーと現場の一人をくじ引きで一日休ませることにする
するとみんな情報共有や、権限委譲に取り組み始めて、短期間で良い働き方になる
トヨタの川の水位を減らすのと同じように、リソースを絞って問題を見つける
原田キロさんの話
沢庵
十牛図の線画は近年の新しい者。何回も書き直されている。
禅のマーケター
漫画で分かる禅=十牛図
半分失敗するとは
原田さんの答え
見積もりがうまくなると、正規分布は狭くなる。
50%に近くなる。
終わるか終わらない。
コープの話し
ベロシティは分布の話しなので、平均がでる。平均に対して評価すると、半分失敗する。
ルールを覚えれば将棋は遊べるようになるが、羽生に勝てるわけではない。単に回数を増やしてもうまくいくようになるわけでもない。定石を学ぶことが大切。
スクラムパターンは最低10箇所で発現したものを取り入れている。
スクラムブックは鈍器本なので、つらいようだったらボールドのところだけよもう。