LANケーブル
よく分かるLANケーブルの選び方。CAT.6でも10Gbps対応可能。CAT.8まで速度差を検証
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LANケーブルはカテゴリ6Aで十分、むしろ7以上は買うな
6Aのホワイトでフラットケーブルは数が少なかった。2020/04/23
シールドのないUTPとシールドのあるSTP
家庭ではUTPを使うこと。
UTPはアンシールディッドツイストペアの略称で、「シールド無し」の意味です。STPはシールディッドツイストペアの意味なのですが、規格上の正式名称ではありません。正式にはFTP(フォイルディッドツイストペア)と呼びます。また、規格の中にはScTPと呼ばれるケーブルが存在します。ScTPは外周だけではなく、それぞれのペアもシールドされており、非常に硬く、取り回しがしにくいケーブルです。UTPとFTPの差ですが、外部からのノイズには双方とも無力です。シールドは外部ノイズではなく、ケーブル自体から輻射されるノイズ抑制に効果があります。特にEMIと呼ばれる低周波数の電磁ノイズ(電力線、モータ、蛍光灯)には、全くと言って良いほど効果が期待できません。
むしろ、外皮のアース部分が伝導体となって、異なる電位(アースがきちんと行われていない機器にたまっている電圧)の機器が接触し、ケーブルの中を流れたり、場合によってはスパークし、逆にノイズを発生することがあります。通常使用にはUTPを用い、外部ノイズの遮断には鉄管などの磁性体(磁石のくっつく物体)で覆うのが一般的で確実な方法です。
距離
メタルケーブル(CAT5e・CAT6)は、理論値で100m(95m)までが、電圧降下とコリジョン(混信検出)の限界とされています。 実際には夏季などの高温状態での導通抵抗の増大を考慮すると、80mまでが安全な範囲です。