CRT(Current Reality Tree)
根本解決のジレンマ
CRTの下のほうで行動を起こそうとすると、中長期的施策になりやすく、また経営者の意思決定が必要がことが多い。経営者の意思決定を促すには信頼貯金が必要で、状況によってはとれない選択肢となる。 CRTの中から上の方で行動を起こそうとすると、短期的な施策が多い。効果は全社規模ではないが、信頼貯金を貯めるには十分な場合もある。また根本問題と相似性のテーマを見つけることで、全社展開のトライアルとすることもできる。
因果関係の形から判断する
良くない形
原因の方がどんどん膨らんでしまう
結果が曖昧な表現になっているため、原因がいかようにも推測できてしまう
明瞭性と存在性の確認をして、リアリティの検証をする
推測と事実と意見が混ざっていて複数の原因を書いてしまっていないか確認する。特に意見は解決策の裏返しになっていることが多い。
原因と結果がずっと一直線になっている
原因と結果のそれぞれの端で論理が飛躍している
紙面の都合で飛躍ことになってしまった
アンチパターン
・実際に観察した現状ではなく、作文して進めようとする
・実際に起きた事実と、ありえそうな事実を混同して進めようとする